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  1. 債務整理とブラックリスト

    Posted on 10月 21st, 2011 by 2000st

    ■ブラックリストに載ることの影響
    債務整理を行った際、どのような手段をとったとしても、信用情報機関へ登録されることになります。信用情報機関への登録は、いわゆるブラックリストとよばれているものに債務情報が載せられるということで、自己破産などの手続きを行った際に限らず、借金の返済を3ヶ月以上延滞した場合なども信用情報機関に登録されることになります。

    一度ブラックリストに載った情報は、一定期間抹消されることはなく、その間新たな融資を受けることができない他、ローンを組んだりクレジットカードを作ったりすることもできなくなります。

    その理由としては、返済の一定期間以上の滞納や債務整理を行った時点で返済能力に乏しいとみなされ、貸し倒れにあう可能性が高いと判断されることにあります。更に、自己破産や民事再生の経験者に再び融資をするのは倫理的に問題があるという意味も含まれています。

    ■サイレントリスト
    明らかに任意整理などを行った訳ではないのに、理由もわからないまま、融資を受けたくても断られ続けたり、クレジットカードを申し込んでも審査が通らなかったりする場合があります。

    それは過去に、返済を滞らせたまま放置していたため、知らないうちにそのことでブラックリストにリストアップされてしまったと考えられます。金融機関側もまた、融資できない理由がブラックリストの情報によるものだということを明かせない事情があるようです。

    当然、登録された内容を本人が閲覧することは可能です。しかし信用情報機関には、本人が登録される旨を認知するしないに関わらず、返済が滞った事実や債務整理を行った事実が事故情報として載せられ、金融機関がそれらの情報を共有するシステムになっているのです。

    ■ブラックリストに新たな動き
    信用情報機関に事故情報が登録される期間は、5年から10年の間でその期間が過ぎれば登録は削除されますが、ブラックリストに載った経験を教訓として再度登録される事態とならないように努める必要があります。

    ですがなかには、全く身に覚えのない債務が誤登録されてしまうこともないとはいえないようです。同姓同名による間違った登録や、クレジットカードを悪用されたケースがその要因です。そのような誤登録による情報は、調査依頼をかけることで訂正・削除することができます。

    奨学金の返済延滞や過払い金返還請求がブラックリストに載ることへ反対する声があがるなど、近年債務問題にも、新たな動きが生まれています。それは債務整理を行う制度を活用する機会が、著しく増えていることの裏返しでもあります。